2020年9月11日

三島市街地の空き物件を改装した 分散型本社を開始、賃貸物件としても提供

三島市街地の空きビルや1階が店舗で2階以上が空室となる物件等をリノベーションし、本社機能を分散化する「まちなかオフィスプロジェクト」を9月より開始しました。

 

本社建て替え計画 + 分散化オフィスで新たな本社の在り方へ

 

当社では、かねてより三島市北口に位置する築40年の本社を建て替える計画を進めてまいりました。昨今の新型コロナウイルス流行を受け、オフィスの在り方の変化や地方移住・地方への企業移転の流れが生まれていることを踏まえて、新社屋をコンパクトに建て替えて基幹部門のみを残し、他6〜8の部門を市街地の分散型オフィス勤務へと2021年末を目処に切り替えていきます。

 

まちなかの空き物件をリノベーション、自社オフィス 兼 自社管理の賃貸物件として

 

三島市街地では空きビル・空き物件が増加しており、その活用が課題となっています。そこで、当社の所有物件・管理物件をリノベーションし、10名前後が利用できるスモールオフィスを開発。実際に当社の各部門が入居・利用し、同時に賃貸物件として入居者募集も行います。希望があれば、入居を受け入れ、我々は新たな開発物件に移っていくという仕組みです。

賃貸としての入居者にとっては、オフィス環境を整備する初期費用が低く抑えられること、実際に使っている様子を見た上で検討ができるといった点がメリットとなります。また、JR三島駅から徒歩10分圏内の物件が多いことから、首都圏からの事務所移転やサテライトオフィス需要などにも応えることも想定しています。そして、この取り組みを通じて、まちなかへの企業誘致や交流人口の増加にも貢献していきたい考えです。


(実際の執務スペース。間仕切りがなく開放的。)

(3階会議室)

 

第一弾分散型オフィスは三島市本町で開始、建築家 西沢立衛氏プロデュース

 

第一弾として9月7日より不動産部AM(アセットマネジメント)課が、三島市本町・鎌倉古道沿いの飲食店2階に執務室、3階に会議室を備え付ける物件へ移転しました。10名のスタッフがまちなかオフィスでの勤務を開始しています。同物件は、新社屋建て替えプロジェクトで設計を担当する建築家 西沢立衛氏のプロデュースにより、リノベーションを行いました。

2階89㎡(約27坪)打ち合わせスペースを含む執務室、3階39㎡(約12坪)会議室のつくりで、家具、複合機付きで24万9000円(税込)とし、賃貸物件としても借り手を同時に募集開始。内覧も可能です。

空き物件の活用という点はもちろん、打ち合わせや昼食はまちの飲食店を利用することで、まちとのつながりも深めていきたいと考えています。今後は、まちなかの空き物件を活用したシェアハウス、シェアオフィス開発なども検討し、企業誘致・交流人口増加をより促進していきます。

■ プレスリリースの問い合わせ先 
加和太建設株式会社 HRPR室 広報担当 村上
TEL:070-2234-4465  E-mail:media@kawata.org