2020年2月17日

「大社の杜みしま」が 三島初のゲストハウスに生まれ変わります

弊社が2013年より三嶋大社門前の賑わいづくりを目的に運営してきた複合商業施設「大社の杜みしま」を、「箱根八里の古道」を新たな観光ルートとして確立し、宿場町の賑わいを復活させるための三島初の「ゲストハウス」としてリノベーションすることとなりました。

当計画では、現在、箱根を訪れている年間約 2,100 万人の観光客のうち、箱根のゲストハウスに宿泊し、「箱根八里の古道」を歩くような外国人バックパッカーをコアターゲットに、箱根を越えたその先に江戸時代には宿場町として賑わった三島というまちがあることを周知し、観光地としての三島の認知度向上を目指します。三島の「ゲストハウス」に泊まり、地域の人々との交流、市内観光、体験メニューを通じて三島のまちの魅力を知ってもらうことで、かつての「三島宿」の活気を復活させたいと考えています。


(リノベーション後の室内のイメージ。三島のまちを堪能する体験や、地域の人々との交流が当ゲストハウスの魅力)

 

特徴はユニークな設えとかつての「茶屋」のような役割を担う居心地のいいカフェテラス

 

計画している「ゲストハウス」は、大社の杜をいかした広々としたテラスともとの各店舗の区画を客室にしているつくりのユニークさが特徴です。敷地内のカフェテラスは、日中は地域の人々の憩いの場、夜は外国人旅行者や観光客と地域の人々が三島での体験を語らう交流の場として、かつての「茶屋」のような役割を担い、浮世絵などの装飾で江戸時代の宿場町の雰囲気を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる居心地のよい空間になる予定です。


(カフェテラスのイメージ。ゆったり落ち着く居心地のいいスペースは「和」を感じられる設えを予定。)

 

地域の魅力に触れる体験メニューや旅のプラン、便利なサービスを提供

 

当ゲストハウスは、ただ泊まるだけではなく、外国人旅行者に人気の「富士山ビューポイント」「湧水ポイント巡り」「美味しい食事処や BAR」など三島の魅力に触れる「旅のプラン」や「体験メニュー」の提供と、箱根八里の古道を身軽に楽しむための荷物運搬サービスを計画しています。

宿泊の翌日は、自社運営のシェアサイクル「ハレノヒサイクル」や新たに開始する「レンタル E-BIKE」で市内観光や、富士山、沼津港、修善寺など周辺観光の拠点としての利便性もアピールし、一人旅からファミリーまで幅広い層からの利用を促します。

(日中は地域の人々が集う憩いの場、夜は外国人旅行者や観光客と地域の人々が三島での体験を語らう交流の場に)

 

箱根を越えた先にある三島を広く知ってもらう新たな挑戦

 

このように、行政や地域の団体の皆さまと協力しながら、箱根を越えた先の魅力的で便利な観光拠点のまち・三島として、広く多くの方に知ってもらうことで地域を盛り上げる挑戦をはじめます。

そして、今後は三島市内で弊社所有の物件や空き物件を活用し、分散型宿泊施設の展開へとつなげていく予定です。さらに将来的には日本橋から京都を結ぶ「東海道五十三次」の各宿場町と連携し、東海道の宿場町活性化のブームにつなげていくことも視野に入れながら静岡県東部全体が全国各地から注目され、ひいては当社の目標である、「世界が注目する元気なまちをつくる」に向けて一層邁進していく所存です。

取材・インタビューなど随時受け付けておりますので、ぜひ取材のご検討をお願いいたします。

■プレスリリースの問い合わせ先 
加和太建設株式会社 事業企画室 関野
TEL:055-987-5541  E-mail:sekino@kawata.org