2021年3月25日

沼津御用邸記念公園 指定管理者に選定されました

2021年3月24日に指定管理者指定通知書受領を以って、弊社が沼津御用邸記念公園の指定管理者として正式に選定されました。指定管理期間は2021年4月1日から5年間です。

 

沼津御用邸記念公園 概要

 

沼津御用邸は、1893年に皇室の御静養先として建設されました。1945年に本邸は空襲で焼失してしまいましたが、1969年まで御用邸として使用され、翌年1970年より、沼津市の都市公園として一般公開され、市民の文化・共用活動の拠点として今日まで親しまれてきました。2016年には園内の優れた風致景観、そして近代日本における近郊海浜保養地としての歴史的・文化的価値のある重要事例であることから「旧沼津御用邸苑地」として国の名勝指定を受け、沼津市を代表するシンボルの1つとして親しまれています。

旧御用邸のうち一般公開されている場所は、沼津のほかに栃木県の田母沢御用邸記念公園のみで、文化的・歴史的にも高い価値を有しています。

 

市民参加型の「日本一の庭園」を目指し、運営してまいります

 

今回の指定管理者選定にあたり、提案内容でご評価をいただいた点は植栽管理体制の充実を図る施策、運営・展示方法のブラッシュアップによる新規顧客層の開拓の可能性、これまでの弊社・施設運営実績とノウハウによる魅力向上への期待などです。

この地域の大切な資産を良い状態で未来に継承するために、庭園そのものの魅力を維持・向上させることはもちろん、弊社では庭園づくりのプロセスにおいて行政や作庭家の方々との連携に加え、地域住民の皆様との協力体制を構築し、「市民の誇り」と自慢したくなるような場所にしたいと考えています。

地域の皆様に「御用邸こそが日本一の庭園」と感じていただけるように、運営に努めてまいります。

▼ 施設リンク
http://www.numazu-goyotei.com/index.php